【ヨーロッパ発】3Dプリンターで作った電動バイクが気になる

エアバスが作ったバイクの実力がすごい!

航空機メーカーとして世界をけん引するエアバスが、バイクを開発し発表したということで大きな注目を集めました。
厳密にはエアバスが直接作ったわけではなく、子会社のAPWorksという企業が開発したのですが、航空機製造で使われる様々な技術や素材が惜しげもなくバイクに投入されているのが特徴です。

特にそのフレームの作りが従来のバイクとは全く異なるものとなっています。
通常のバイクフレームは堅牢な太いフレームでボディーを支えるという考えですが、このバイクはくもの巣のような形で、面でボディーを支えるという構造を採っています。
そのため、よりパーツを中心に集中できることや、内部のスペースを大きく取れるというメリットが生まれています。

軽々と担げるほどの軽さを持つバイク

そして、このフレームにはエアバスが開発した新素材を使っています。
特殊アルミ合金でチタンよりも強度が強いという驚異の新素材です。
そのため、よりフレームの面積を小さくできますし、軽量化を図ることもできています。

結果として、なんとフレームだけの重量なら6キロ、バイク全体でも35キロという驚異的な軽さを実現しているのです。
大人の男性なら軽々と担げるほどの軽さで、今までのバイクとは一線を画すほどの違いを見せています。
それだけ、燃費性能も良くなりますし、取り回しもずっと楽になるということで、バイクの乗り方が変わってしまうほどの可能性を秘めていると言えるでしょう。

その上、このフレームは3Dプリンターを使って作っており、製造現場の様子を変える力も持っていて、それがどこまでのものとなるのかを試すという目的もあって今回のバイクが開発されています。
3Dプリンターを使うことによって、品質のばらつきのない安定したフレームを作ることができますし、製造コストもぐっと抑えることができます。
様々な面で新しい要素が見えるこのバイクは、世界中で注目の的となっています。

電動バイクとしての性能も満足できる

このバイクは電動モーターを搭載していますので、低速トルクや発進に強いというメリットがあります。
ボディーが非常に軽いということもあって、時速45キロまでのゼロ加速でわずか3秒というデータを残しています。
最高時速は80キロということで、充分満足できる走行性能です。

この最新技術が詰まったバイクは、日本でも乗ることができ軽二輪の区分で登録できます。
お値段は600万円ほどとなっていて、一般人では手の届かない価格となっていますが、すでに予約が入っているようです。
予約に当たっては25万円ほどの保証金が必要となります。

世界で50台しか生産、販売されないということで、そのプレミア感もさすがと言えるでしょう。
なかなか見ることもできないバイクですが、一度くらいは実車を拝んでみたいものですね。